2026 年 8 月 12 日以降、EU 市場に投入される包装には適合宣言書(DoC)と、それを裏付ける技術文書が必要です。多くのサプライヤーは何かを送ってきましたが、正しいものを送った例ははるかに少ないのが実情です。
適合宣言書は正式な法的宣言であり、礼儀のための説明状ではありません。包装の製造業者が作成し、輸入者であれば写しを保管し、市場監視当局の求めに応じて提示できる必要があります。
適合宣言書に必要な 7 つの要素
- 発行者が特定されている。包装製造業者の完全な社名と所在地、または EU 域内の認定代理人の情報。
- 包装が記述されている。包装タイプ、材料、そして宣言を実物に結びつける品番や図面番号。
- 規則が明示されている。EU 規則 2025/40(PPWR)を番号で明記。「適用される EU 法に適合」では引用になりません。
- 適合性評価の方法。どの規格・手順で適合を示したか。
- 日付。PDF 作成日ではなく宣言の発行日、および該当する場合は有効期間や改訂状況。
- 自然人による署名。製造業者を代表して署名した者の氏名と役職。
- 発行地。署名した都市。
価値を失わせる 4 つの欠陥
- カタログ全体を 1 枚でカバー。義務は包装タイプごとに発生します。400 SKU を 1 枚で覆う文書は適合宣言書ではなく宣伝資料です。
- 署名者がない。署名のない文書は責任を負いません。名前がなければ、誰も責任を持ちません。
- 対象範囲が製品を除外している。ボトルに言及してキャップに触れない宣言、ボトルは書いてもカートンに触れない宣言は、国境で問われる空白を残します。
- 使い回された文面。2 社からロゴだけ違う同一文面が届くなら、どちらも実際の評価を行っていません。
宣言そのものは証拠ではありません。証拠は技術文書です。宣言は「評価を行った」と述べ、技術文書は「何をどう評価したか」を示します。当局は技術文書を要求でき、裏付けのない宣言は宣言がないより悪い結果を招きます。
誰が何を発行するか — 穴はどこにできるか
完成した包装製品は複数の包装タイプから成り、それぞれに製造業者がいます。
| 構成要素 | 宣言する主体 |
| ボトルとキャップ | ブロー成形業者/キャップ成形業者 |
| ラベルまたはシュリンクスリーブ | ラベル加工業者 |
| 化粧箱(ある場合) | 折り箱加工業者 |
| 輸送用カートンと仕切り | 段ボール加工業者 |
| パレット用ストレッチ/シュリンクフィルム | フィルム加工業者 |
穴はほとんどの場合、このリストの下の方にできます。買い手はボトルの宣言を何か月も追いかけながら、パレットを固定しているシュリンクフィルムも包装であることを忘れています。
保管のしかたと、使える状態の保ち方
単回使用包装の書類は 5 年、再使用包装は 10 年の保管が必要です。実行可能にするための習慣は 2 つです。
- サプライヤー別ではなく包装タイプ別に整理する。当局や顧客が尋ねるのは「どのサプライヤーから買ったか」ではなく「どんな包装を使っているか」です。
- 改訂日を記録する。旧設計に対する宣言は現行設計に自動的に有効ではなく、金型は実際に手直しされます。
適合宣言書と技術文書は同じメールで求めてください。片方だけ送れて片方が送れないサプライヤーは、最初の 1 枚がどう作られたかを教えてくれています。
まとめ
使える適合宣言書とは、発行者を明示し、規則を番号で示し、包装タイプを記述し、評価方法を述べ、人間の署名と日付があるものです。それ以外 — 丁寧なメール、バッジ付きの証明書、一般的な保証状 — は代用品ではなく、国境では役に立ちません。